どんなときでも笑顔を忘れないアレックス。
でも、決してつらくないわけではない。
誰だってつらいに決まっている。ひとりになれば涙もこぼす。
しかしそれでも、
―――アレックスは、いつも、誰かを、楽しませようとしていた。
ラストシーンあたりでは、
映画「ライフイズビューティフル」に通じるものを感じました。
(知らない人は観るといいと思うよ!号泣するよ!
人生は、受け取る自分の気持ち一つで全く違うものに変わる。
同じようなつらい出来事があったとしても、
それを「俺は不幸なんだ」と落ち込む人がいれば、
プラスに変換して捉えることができる人もいる。
誰しも「一緒にいたい」と思う人は、一緒にいて楽しい人だ。
いつも笑っている、笑わせてくれる人だ。
自分を悲観的に捉えて、いつまでも落ち込んでる人じゃない。
分かっていても、なかなか実践できないことだけど。
アレックスの生き方は絶対に真似できないけれど。
心がけひとつで、今より少しでも楽しい生き方は
誰にでもできるんじゃないかな。
―――神は、人を幸福にすることも、不幸にすることもできない。
ただ、出来事を起こすだけ。
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