有川浩の新作「阪急電車」が発売されました。
「パピルス」という雑誌で「往路」が連載され、
「復路」を書き下ろしての本作品。
主人公は阪急電車の、今津線。
―――は?
とお思いでしょうが、正確には、
沿線の各駅で乗り降りする人々のお話です。
飛び道具なしの直球恋愛小説なんですが、
終始どきどきにやにやですよっ!(変態
何より、有川さんの描く「大人」の格好よさに痺れます。
ベタベタな恋愛ドラマもいいんだけど、
いつも理想の大人像を見せてくれるこの作風が好きです。
勧めやすいのは売れてる「図書館戦争」シリーズなんですが、
僕個人としてはこういう小さな作品の方が好き。
とはいえ先生ー、飛ばしすぎです。
「クジラの彼」以上に、ごにょごにょな描写。
うん、若干恥ずかしいね!でも勧めるけどね!
電車で乗り合わせた女の子とうまくいくとか、ありえねぇ。
だが、それがいい(断定
美帆ちゃんの可愛さは異常。
征志くんみたいに釣られてみたい。
へへ、いよいよ俺も末期だな……
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