| Admin | Write | Comment |
カモミールの香りにのせて、日常を書きとめていこう。ただ徒然と。
Callender
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
Profile
HN:
deepnight
性別:
男性
自己紹介:
つくば在住
ふるさとは名古屋
クラ吹き界の異端児
アグレッシブピアノ弾き
クールになれない情熱家


FAVORITE:
有川浩
東野圭吾
伊坂幸太郎
いきものがかり
BUMP OF CHICKEN
Search
Access Search
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昨夜、BUMP OF CHICKENのライブに行ってきました。
ドームツアー「ホームシップ衛星」初日の幕張メッセ。
自分にとっては悲願の、人生初ライブ。

2万人の行列や人込みも、その熱気も、会場の音響の凄まじさも、
あの細い身体から叫ばれる吼え声も、
生で聴くと全然違う優しい声での「ありがとう」も、
何もかもが想像以上。
いや、想像するとか土台無理な話だった。
あらゆる意味で物凄い、それがライブなのか。

強風のために電車が止まったり開演時間が押したり帰れなくなったり
トラブルも多かったけれど……本当に楽しんできました。
場所もかなりいいところで観ることができて。
本当に運がよかった。

大学入試の頃に聴き始めた、そして徐々に浸かっていった彼らの音楽。
ようやく生で触れることができた。
たとえ偏った音楽の聴き方と罵られようとも、ずっとファンでいてよかった。
何度も僕を救ってくれたあの曲。最初に出逢ったあの曲。
新曲はもちろんのこと、それらがとても素晴らしかった。


追記は「orbital period」を聴いていて、
なおかつライブのネタバレを気にしない方のみ閲覧ください。
PR
今日のタイトルは結構前から決めてました。

というわけで、卒論提出発表すべて終わりとなりました!
発表は質疑で若干詰まったりもしましたが、まぁそれなりに。
3月の学会に向けての課題は多そうです。

自分にとっては「発表」もひとつの本番。
そして本番=ライヴ。ソロステージみたいなもんだ。
気合入れまくって行きました。
髪も逆立て、アンコン前に衝動買いした柄ネクタイも装備。
……あれ、みんな白シャツ?
入れた気合も空回り。なんとも自分らしい。
気にせずその格好で発表したけどなっ!


とまぁ卒論関連もめでたく終わり、休めるかと思ったけれど。
この土日は音楽漬けで、忙しいけれど嬉しい悲鳴。

Yose-naBeの本番でした。
ララガーデンのステージはやっぱり好き。
けど個人的には反省が山ほど。
寒さのせいにしても、音が出ないのはひとえに練習不足のせい。
クラリネット吹きの自分を、そろそろ復活させねば。
こんな自分でも仲間に加えてくれると言うのなら、
僕は全力でその期待に答えなければならない。
努力をサボっちゃ駄目だ。そう思い知らされました。
しばらく時間もできるし、近々追いコンもあるし、練習しよう。
(一部の方々に心配かけたようですが、追いコン出られます!)

夜はバーでのライヴを聴きに。
彼の歌は以前ライヴハウスまで聴きに行ったことがありますが、
あの頃とは、自分の聴き方が変わった。
以前よりも色々なことが「わかる」ようになった。
それは、きっと大きな進歩。
何かを得ようとして聴くのではなく、
聴いているうちに自然と残るものがある。
自分の狭い視界が、こじ開けられていく。
ここまで音楽を続けてきたけれど、
まだまだ見えない世界がたくさんある。
僕の知らない世界を知っている人がたくさんいる。
僕よりも広い視界を持った友人達がいる。
上を見上げればキリがないけれど、それでも、
今より一歩先を見据えてよりいい音楽ができるように、
より楽しめるように、なっていきたいと思った。


自分のために歌われた唄などない。
だから音楽をやめられないんだろうな。
32006940.JPG今年の電撃小説大賞受賞作品が発売です。
所詮ライトノベルと馬鹿にできません。
なにせ、過去の受賞作の「塩の街」が
自分の読書癖を取り戻させたきっかけですから。
しかし個人的な好みの問題で、今年は残念ながら
受賞作の方には手を出していません。
「塩の街」「ルカ」「ミミズクと夜の王」
この傾向が好きなんですけどね。


さて、そんなわけで今回紹介するのは受賞作ではなく。
「MAMA」。昨年紹介した「ミミズクと夜の王」、
その作者紅玉いづきさんの、第二作目です。
前作はライトノベルレーベルでありながら、
書店においてライトノベル売り場から切り離されて配置されるほど
確かな評価を得ている作品です。否が応でも期待が高まる。

つーわけでまずはあらすじっぽいものを。
面白そうに書ける自信はあまりないけれど、伝わってくれこの想い!



魔法に優れた一族サルバドールの直系であるトトは、
その血に逆らって魔法の素質をほとんど持たない少女だった。
ついた渾名が「サルバドールの落ちこぼれ」。
魔法の使えないサルバドールは「いらない」、
偶然にもそんな話を聞いてしまったトトは、神殿の書庫へ隠れる。
そこで出会った、ずっと昔に封印された人喰いの魔物。
魔物はその昔、人間の子供を喰らいその姿形を得たのだが、
耳についた魔除けのピアスに負けて、耳だけが手に入らなかった。
彼は迷い込んだトトの耳を喰らい、そして、「ひとりは寂しい」という彼女に、

―――一度だけチャンスをやろう。ボクに名前をつけてみろ。

「名付け」の儀式を持ちかけた。
新たな「真名」を得ることで、彼は封印を壊すことができるから。
しかし素質を持たないトトには出来るわけもない、
だから彼にとってはほんの気まぐれ、戯言のつもりだった。

―――じゃあ、ホーイチがいいわ。ぴったりよ。

東の国の使者から聞いたおとぎ話。耳だけ喰われた僧侶の話。
この名によって、儀式は成功してしまう。

―――トトが貴方のママになってあげる。

魔法の力に恵まれなかったトトは、
その耳と引き換えに、強大な力を持つ魔物の「ママ」となった。
少女の周りの世界は一変し、そして月日は流れてゆく。



お話は例によって魔法も魔物も出てくるファンタジー世界ですが、
根底に流れる「暖かさ」は前作と同じでした。
登場人物の暖かさ。
読んでいて心の温まる感覚。
作者からの、登場人物ひとりひとりへの愛を感じました。

暗闇だと思っていた場所は、目を、閉じていただけではないのか。

トトとホーイチの、歪んだ愛情。
その果てに訪れる結末は、
どれだけベタであったとしても、
その最後の「救い」は何にも変えがたく、
やっぱりこの作風が好きみたい。

紅玉いづきさんは、今後の動向が気になる作家のひとりです。
最後の発表練習も終わり、修正も完了です。
ここに来て根本的な問題を指摘する先生。
いや、このタイミングで言われてもですね……
もっと早く言えよ今後の方針も見えていいこと尽くしだね☆
というわけで卒論差し替えはほぼ確定。
明日で解放、というわけにはいかなそうです。
どうなるんだ!?

それでもまぁ、度重なる発表練習の甲斐あってか、
付き合ってくださる先輩方に感謝しつつ、完成度は上がってます。
明日の発表、うまくいきますよーに。


P.S.「卒業研究従事時間記録表」
……規定「660時間以上」は無理だろう。
いや、うっちーとかならそのくらいやってそうだけど。
昨日も今日も、明日も発表練習です。
しょーじき気が滅入る。
それでも回数こなすごとに喋りが安定してきているので、
もう少しだけ頑張って、本番うまく発表したいな。
人に見てもらって、訊かれて、初めて気づくことの多いこと。
自分一人の研究じゃない、多くの人に支えられているってこと。
だからげんなりしないで、いらいらしないで、頑張る。

そんなに睡眠不足ってわけでもないけど、帰って寝ようかな。
スライドの直しは終わったから、寝ないにしてもとりあえず休もう。
≪ Back   Next ≫

[27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37]
Powered by NinjaBlog * Copyright(c) der Duft von Kamille All Rights Reserved.
photo by Art-Flash * designed by Himawari-you忍者ブログ*[PR]