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カモミールの香りにのせて、日常を書きとめていこう。ただ徒然と。
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deepnight
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つくば在住
ふるさとは名古屋
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アグレッシブピアノ弾き
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情けないことに、金欠です。
冷蔵庫の野菜をぶち込んだインスタントラーメンが主食です。
いやしかし、野菜入れるだけですごい美味しくなりますね。
困ったときはコレだ!


そんなことより、家にあった本を全部読んでしまいました。
安東能明「強奪箱根駅伝」
宮部みゆき「誰か」
なかなか楽しめました。

そしてあぁぁ次に読む本を読まないとっ!(←暇人)
でも本を買うお金がない……orz

しかも書棚がけっこうやばいことになってきて、
あんまり手当たり次第に買っていくと行き詰りそう。
入居当時よりマンガの数がすごい増えてるからかなぁ。
やっぱ「るろうに剣心」が大きい。
それから「DEATH NOTE」と「のだめカンタービレ」。
地味に「ONE PIECE」がもうすぐ全巻揃いそうです。
「Get Backers」は来週最終回だそうです。
終盤の展開が駆け足で、非常に寂しかった……
最初の頃のノリが好きだったんです。
設定を飛躍させすぎたんでしょうね。惜しい作品でした。
と言いつつ多分最終巻まで揃えますが。

話がそれましたが、問題は書棚をいかにして空けるか。
春になったら、部屋を大幅に模様替えしたいです。



さて、明日は卒論発表だそうです。
僕も研究室の先輩方(知りませんが)の発表を見に行きます。
来年は自分がやるのか……できるかなぁ。
正直怖い。
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ピアノ漬けで、ふと思い出したことが色々あって。
今日はピアノに関する記憶を書いていこうと思います。
勢いのままに書いていくので分かりにくいかもしれませんが、
そこんとこはご了承ください。



僕がヤマハ音楽教室に通い始めたのは、3歳のときです。
親曰く「音感を鍛えておかないと英語ができないから」という理由で。
……ホントかなぁ。
とにもかくにも、ヤマハに通い始めたわけです。
4歳からはたしかエレクトーン教室でした。
10人くらいのレッスン。
で、いつ頃か忘れたけど、
ヤマハで教えてもらってた先生の個人レッスンに切り替えて。
そのうち兄弟3人は大変なので、家庭教師になってもらいました。
以来何年も、毎週木曜日はピアノの先生が来るという生活が続きます。

レッスンはとにかく厳しかった。
それ以上に親が厳しかった。
毎週の課題は指の訓練(ハノン)と練習曲、クラシック曲という構成。
各曲集で先生が満足したら合格シールをもらえて、次の曲に移ります。
もう少し練習しましょう、ならバッテンがつきます。
練習しないと、毎週バッテンがつけられて。
楽譜のタイトルの左側がすごいことになります。

そして厳しかった親の出した課題は、
・毎日1時間練習すること。
・課題の曲をそれぞれ10回ずつ練習すること。
10回数えるために、ピアノの譜面台の上に磁石を10個置くんですよ。
磁石じゃなくて小さい積み木だったかなぁ?
1回練習したら右から左へ1個移す。
で10回終わったら次の曲の練習。

幼い時分には、ひたすらにつらかった。
毎日のように泣いてたような気がします。
それでもやめなかったのは、
臆病で「やめたい」と言えなかったか、
言ってもやめさせてくれなかったか、どっちかですね。
けどどっちにしても、ここでやめなくてよかった。
今となっては、厳しかったけどやめさせなかった親に感謝。

それでも小学校高学年になると、
ピアノを習ってる男の子が学年に2、3人いて。
自然とその子達と、張り合うようになっていきました。
小学校には「音楽委員」ってのがあって。
週に一度の朝の「音楽集会」でのピアノ役を交代交代でやってました。
課題の曲が面白くなってきたのもあって、
その頃から少しずつ、ピアノが楽しくなってきたんだと思います。
面白い曲の作曲者は、湯山昭。
彼の曲との出会いが、今の自分の演奏スタイルも作っていきました。

中学に上がると、合唱の授業の伴奏者になりました。
引っ込み思案だったために、自分からやりたいとは思えず。
最初は周囲に押し付けられる形で始めたんですね。
そしたら、音楽の先生にひどく気に入られて。
必要とされることで、多感な時期の存在意義を見出したというか……
とにかく、ピアノ伴奏者としての自分が一番大きかった中学時代。
先生には、
「剣道部やめてコーラス部の伴奏者やって」とまで言われました。
コーラス部には女子しかいなかったし、
何かしらスポーツはやっとかないとまずいと思ってたことで、
結局その誘いには乗らなかったのですが。
乗ってたら今頃どうしてたかなぁ。
ちなみに当時コーラス部は全国大会まで行ってました。すごい。
そんなこんなで、めでたくピアノが好きな自分が出来上がったわけです。
まぁ、調子いい話ですよね。
ただ単に褒められて天狗になってただけっていう。

高校に上がると、人前でピアノを弾く機会も減って。
もっと上手い人間もたくさんいて。
吹奏楽を始めたこともあって、ピアノに割く時間は減りました。
そしてこの頃、ずっとお世話になってきたピアノの先生の勧めで、
再びヤマハにジャズピアノを習いに行くことにしました。
……このとき、もっと頑張っていればなぁ。
当時は伴奏することだけで天狗になってたし、
新しくコードを覚えたりとかは見たことない世界で。
全然練習しなかったので、今思うと本当にもったいなかった。
それでも、自分からピアノを取ったら何もなくなってしまう。
弾けなくなるのは怖かった。
だから昔やった曲を繰り返したり、ポップスの楽譜を弾いたりして。
プライドだけは必死に保とうとしていた気がします。
その根性は、あまり好きじゃないけど(自己嫌悪)。
だから弾き語りを練習し始めたのも、たしかこの頃。
家族には下手だとこき下ろされてました(笑)



いいことも嫌なことも、たくさんあって。
そんな中で18年、続けてきました。
才能もないし、プライドばかり高くて自分でも困ったもんだけど。
やっぱりピアノを弾くのは、好きです。

そして今。
個性に溢れたピアノ弾き達と出会って。
ピアノのいろんな楽しみ方を知って。
数々の演奏機会をもらえて。自分でも作って。
けっこう幸せだよな、と思う今日この頃です。
今週末はコンサート。
もちろん本気で。けど、楽しんでやりましょう。

昨日の投稿は「本」関連でお祭り騒ぎでした。
どーもお騒がせしました(笑顔←反省の色なし)


というわけで、いよいよピアノに本腰入れなきゃまずいわけで。
昼下がり、E室のグランドピアノを久々に弾きました。
けど……あれ?鍵盤こんな軽かったっけ?

コンサートで弾く2曲を練習。
なんか、無意識にそうなってしまうんだけど、
多分俺の演奏……パワフルだよなぁ。
アグレッシブピアノ弾きです、と弁明してはいますけどね。
美しい曲だから、気をつける。
できるだけ冷静になろう。

001_ph.jpg「ミミズクと夜の王」
著:紅玉いづき

第13回電撃小説大賞<大賞>受賞作。





3年前の電撃小説大賞で有川浩の「塩の街」に出会いました。
その後ライトノベルを読むことは減ったけれど、
その出会いのおかげか、この大賞だけは毎年気になってました。
そして今年、ライトノベルと呼ぶにはあまりに異色な作品。
その異色さ、どこか「塩の街」に似たものを感じました。
紀伊國屋で買って、帰り道で読みました。



両手両足を、鎖で繋がれた少女「ミミズク」。
額に「332」と刻印された、彼女は奴隷だった。
物心がついた頃には、既に人としての生活は送っていなかった。
そして「村」の内乱で自由になった彼女は、
外れぬ手枷をつけたまま夜の森へと赴く。
そこで出会った、魔物の森の王「夜の王」。

―――あたしのこと、食べてくれませんかぁ。

魔物に食われて美しく死ぬことを望む少女。
そして、人間を拒絶する夜の王。
ふたりの不思議な関係が生まれる。

場所は変わって、森に近接する一国は魔王退治に動いていた。
国のため、魔王の持つ魔力を欲する賢王。
剣士であるには優しすぎ、厳しすぎる聖騎士。
両手両足が不自由な王子。

―――魔王に囚われた少女を救い、国に繁栄を。

優しすぎる登場人物たちに、終始心を打たれた。
そして最後の最後の、救いの場面。
ベタと言ってしまえばそれまでだが、
あまりにまっすぐな、美しすぎるラストシーン。

やっぱり自分は、これに弱いんだよなぁ。



並び順、実は二番手でした。
憧れの作家と握手。
話す声を聞けた。
雰囲気から何から、想像どおり。
サイン、ひとつひとつすごく丁寧だった。
そして面と向かうとなぜか緊張しまくって…
言いたいコトはたくさんあったはずなのに。

―――三年前からずっと好きでした!

恥ずかしい告白とともに、面会終了。
(注:三年前はデビュー当時です)
いいんです僕は満足です。

さあ帰ろう。
今日の一大イベント、これにて終了。


蛇足。
ひとりで二冊持ってる奴の多いこと。
チクショーッ!

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