昨日のサックスコンサートは素晴らしかったです。
まさに心を揺さぶられる演奏でした。
素晴らしさゆえ、興奮と感動と僅かな羞恥で、
まともな心境で聴くことができていません。
その結果が先の投稿に繋がるわけですが……
自分は今のままじゃ駄目だ。
音楽に対して、真剣さが足りなすぎだ。
自分のレパートリーは無意識のうちに
「弾ける曲」と「弾けない曲」でカテゴリ分けされてた。
でも「弾ける曲」=「表現できる曲」じゃないだろ。
大きなステージまであと2週間しかないけど。
人に聴かせられるくらい―――その意味するところは
「聴いた人が何かを得られるくらい」。
ノリよく楽しくはもちろんだけれど、いい演奏をしたいと思った。
もちろん役割はバンドのリズムセクションだから、
ピアノソロやピアノ伴奏との勝手は全然違う。
自分が表現したい音楽を出すんじゃない。
みんなが紡ぐ音を支えながら、その中で遊ぶ。
やれること、たくさんある。
そんな中で臨んだ今朝の練習。
先週のボロボロ加減が嘘のように楽しかった。
楽しくて、夢中で音を紡いでいた。
だいじょうぶ、まずはここから。
楽しめるようになったら、次は表現と技術を磨く域へ行くから。
気持ち次第で、音はどこまでも変わっていく。
PR