今日は「工学者のための倫理」がある月曜日です。
失敗が伝わらず生かされず、その結果大きな事故を招いてしまう。
今日のテーマはそんな問題です。
コバタカの
ameblo.jp/sasamistreet/entry-10034952286.html
にある「ハインリッヒの法則」は、
大事故1の背景には29件の小さな事故があり、
その背景には300件のヒヤリとする出来事があるという法則です。
企業の体系は、
「上からの命令は下に伝わるけれど、下の失敗が上に伝わらない」
仕組みになっているらしいです。
見たくないものから目を背ける人間の心理。
「地震?俺が生きてるうちには多分起こんないだろ」
「まさか、自分だけは大丈夫」
僕だって考えます。多分人間誰でも。
けれどそのような怠慢ともいえる考えを持ち続けると、
凄惨なことを引き起こしてしまうんですね。
天災然り、交通事故然り。
そして仕事をするとなったときに、忘れてはいけないことか。
失敗が伝わらなかったせいで起こってしまった問題、
身近なところでもありましたね。
近くで事件が頻繁に起こっているから注意して、と伝わっていれば。
どうかあの地で、教訓が生かされていますように。
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