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カモミールの香りにのせて、日常を書きとめていこう。ただ徒然と。
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有川浩「空の中」待望の文庫化です。

作者の2作目にして、初のハードカバー本。
その後「海の底」が発売して、
「塩の街」と合わせ自衛隊三部作と呼ばれるようになります。

娯楽としては「図書館戦争」シリーズに敵いませんが、
僕はこっちの三部作の方が作品としては好きだったりします。
文庫化はより多くの人の手に取ってもらえる機会だと思うので、
非常に嬉しい話です。
価格も半分以下ですし、まだ未読の方はいかがでしょう。
特に「図書館」しか知らない方々。

さて、単行本で持ってる自分が買う必要はないかとお思いでしょうが。
有川先生は嬉しいやら憎たらしいやら、
あらゆるものに「書き下ろし」のおまけをつけてくださいます。
今回は掌編「仁淀の神様」を収録。
とてもいい話です。

そしてさらに嬉しいところが、
文庫って巻末に誰かの「解説」が入りますよね。
この本の解説が、新井素子さんでした。
僕はこの人の作品読んだことないんですけど、
有川先生的には非常に大きな意味があります。
「レインツリーの国」という作品において、
登場人物が出会うきっかけとなるのが「フェアリーゲーム」という本です。
作中に出てくるこの本が、
新井素子先生の「妖精作戦」のオマージュなんです。
作中で主人公が話す感想は、当時有川先生の感じた内容そのもの。
だから今回、解説を新井先生が書いてくれる、
っていうのはすごく嬉しいんじゃないかなぁ。
もっともこれは僕の勝手な想像ですが。


少し出たので、さっきの「書き下ろし」のお話。
今一番悩まされているのが、
「図書館戦争」アニメDVD各巻初回限定版に
先生の書き下ろし短編がついてくる、というお話。
くそぅ商売上手め……買えと言うのか俺に。
悔しいかなファンの心理をぐりぐり突いてきます。
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貴重な情報ありがとうございます
空太
『空の中』はわたしもすでに単行本をもっているのですが、まさかそんなおまけがついてくるなんて・・・本当にファンの心理をぐりぐり突いてきますよね(笑)。私の住んでいるところの本屋さんでの発売はまだですがdeepnightさんのブログを読んで絶対買うぞ!と心に決めました。
2008/06/27(Fri)22:53:47 編集
Re:貴重な...
deepnight
ありがとうございます、そう言っていただけると嬉しいです!
宮じいのお話すごくいいので、是非読んでくださいね。
有川作品はもちろんラブ要素もイイんですが、自分は先生の描く「格好いい大人像」に学ぶところがたくさんあると思ってます。
なので、宮じいも憧れの一人です。
2008/06/29(Sun)22:52:30 編集
新井素子は・・
「通過儀礼」ですね。中高生辺りは凄く共感できるでしょう。あのスタイルを延々と続けている姿勢はある意味畏怖を感じます(でも年齢による変化というものも見てみたいですね)
2008/07/01(Tue)19:45:57 編集
Re:新井素子は・・
deepnight
遅くなりました!コメントありがとうございます。
通過儀礼、ですか……
この歳でも共感できるかわかりませんが、
純粋さには定評があるので多分大丈夫(笑)
近々読んでみますね。
2008/07/07(Mon)22:44:08 編集
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