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カモミールの香りにのせて、日常を書きとめていこう。ただ徒然と。
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新年あけましておめでとうございます。
新年一発目の更新がやや遅くなりました。
楽しみにしてくださった方(いないか)すみません。

一年の計は……などと言いますが、
抱負なんかは年末の記事で書いた通りなので別にいいや。
それよりも、ちょっと今日不意に色々と思うことがあったので、
そのことについて書きます。

が、少々問題が。
この件、自分がずぅっと目を背け続けてきたことです。
ここにきて、なぜかこのタイミングで、ようやく向かい合う決心がつきました。
重っ苦しい記事になると思います。
吐き気がするほど本音です。
正直つらいし、何度投稿を躊躇ったかもわかりません。

なので受け止めきれない人は追記をクリックしないように。
中には「じゃあ書くな」と思う方もおられるかと思いますが、
自分の心にとって必要なことなので書きます。すみません。

例によって明日から更新しまくって早々にトップから消すつもりです。
そんなわけで、今年もよろしくお願いします。














2日の夜、TVで佐藤隆太を見ました。
新婚らしい彼は、気取るでもなくのろけでもなく、
実に自然に「お嫁さんのことが好きだ」と話していました。
なんて素敵な内面イケメンなんだろうと思いました。
彼のような男になりたいと思いました。

これだけだったら、いつものように
「あー俺もまず相手見つけるとこから始めなきゃなー」で終わりでした。

同じ番組で、優香を見ました。
彼女は、いい恋愛ができないと言っていました。
その原因が「心の壁」にあると話していたような気がします。
過去につらい経験をしたために他人に心を開けないのだ、と。
自分を曝け出すことができなければいい恋愛ができない、と。
ATフィールドかよ、と思いました。

自分はどうかな、と。
自分の内面とは何度も向き合ってきたと思うけど、
それを誰かに吐露することってとても少ない。
特に、自分の醜い内面は人に見せないようにしてきた。

別に自分は、つらいというほどの経験はしていないと思う。
ただ、自分は常に人から評価されることを恐れていた。
いつからかはわからない。何かきっかけがあったかどうかさえも。
でも「ダメな奴だ」と思われることが怖くて、必要以上に自分を着飾った。
自分のダメなところを出さないようにした。
結果他人からどう見えているかは知らないし、
鋭い友人にはそんなお粗末な自尊心など見抜かれているだろうとも思う。


いい恋愛ができない、か。

心の底にずっと引っかかっていたけど、一度も向き合おうとしなかったことは。
受け入れることを拒否してきたことは?


「僕には彼女ができない」
その一点。
いま、間違いなく認めた。

認めた時に初めて気付いた。 これ、パラダイムだ。
「自分にはまともなレンアイができない」というパラダイム。

「上手くいかないのは不器用だから、不運だから」と逃げてきた。
「できなくてもいい」「焦らなくていい」とごまかしてきた。
いつのまにか、「彼女がいない自分」に対して
自分自身が腫れ物に触るような扱いをしていた。
かなり強固な壁が出来上がっていた。

「自分には何が足りないのか」とずっと考えてきた。
でも足りないんじゃなかった、根っこの認識が間違っていた。

思い返せばいつも恋をしながら、
「期待してはいけない」「どうせ無理だ」と思い続けた。
そしてひとつ終わるたびに新しい壁を作った。
そのたび、見苦しく「過去」から延びる小さな希望の糸にすがって。

今となってはもう、恋愛感情もその意欲もまったく存在しない。
「就職してから新しい出会いを見つけよう、頑張ろう」
そう思いながら、その一方で「どうでもいい」と思ってる。

その自分から逃げるために、あえて毎日が楽しいと思うようにした。
意図的に、「レンアイに関する思考」を避け続けた。
これはそれなりに効果があって、毎日が充実して満足するようになった。

でもそれはパラダイムからの逃げだ。
「自分には勉強は向いてない」と授業を放棄する子供と同じだ。


悲しくなった。無性に寂しくなった。
吐き気がするほどつらかった。
でも気付いてしまった。
涙は出なかった。
―――これが本音か。


心から誰かを「好きだ」と言いたい。
言えるようになりたい。言える誰かが欲しい。

でも、ブレーキ踏みながらアクセル踏んだら壊れるんだよね?
今この思考を続けているだけでも、かなりつらい。
だからなんとかしてブレーキから足をどかしたい。
せめて卒業までに、このパラダイムをクリアリングしたい。


助けてください。
このクソみたいなパラダイムをクリアリングできる人、
できなくてもいい、こんなめんどくさい自分の話を聞いてくれる人、
いませんか。
いると信じていいですか。

目は閉じてる方が楽 夢だけ見ればいい
口も閉じれば 呆れる嘘は聞かずに済む
そうやって作った 頑丈な扉
この世で一番固い壁で 囲んだ部屋
ところが孤独を望んだ筈の 両耳が待つのは
この世で一番柔らかい ノックの音

「プレゼント」by BUMP OF CHICKEN


気持ち悪いほどしっくりくる歌詞。
でも。
「このままだっていいんだよ」とだけは、絶対思わないんだ。
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きっといつか
momo kamille
心から誰かを「好きだ」と言いたい。
言えるようになりたい。言える誰かが欲しい。


きっといつか、
あなたがそう言える、そう想える人に必ず出会えると思います。

私も同じような悩みや思いをしていた時期があります。
私の場合は身も心もボロボロになり、閉じこもってしまってました…。

それでもそれは突然やってきました。
いままでの苦しみがうそのように思えるくらい、
自分の人生が変わった出会い。


めんどくさくていいと思う。
焦ってもいいと思う。
だってそれが自分でしょ?
だからそのままでもいいと思います。
でも無理はしないで。

暗い闇から抜け出せた私はそう思うことができるようになってきました。
開き直りとも言うけど(笑)


deepnightさんに素敵な出会いがあることを祈っています…


2010/01/07(Thu)02:50:54 編集
Re:
deepnight
ありがとうございます。コメントとても嬉しかったです。
何よりmomo kamilleさんがまだ見ていてくださったことに驚きました(笑

ぐちゃぐちゃの心で書きなぐってしまったものでお恥ずかしい限りですが。
もちろん絶望する気はありませんよ!
毎日を楽しく生きていくことが「きっといつか」いい未来に繋がると思っています。
だから今は、自分にできることから頑張るだけです。

見てくれている人がいるのは励みになります。
よかったらまた来てくださいね。
2010/01/07(Thu)22:05:49 編集
いっぽ
haru
恋愛は相手に自分をさらけ出して、相手の中にも踏み込まないといけない。

でも、自分をさらけ出して嫌われない?
本当に好きになってもらえる?

相手の中に踏み込んで傷つかない?
受け止められる?

そんなことを考えて、結局ひとりで閉じこもってました。
楽なほうに逃げてました。
本当は淋しいと思っている自分に気付かないふりをして、蓋をしていました。

私も心から誰かを「好きだ」と言いたい。

そのためにも、高く積み上げた壁を壊さないと。
いっぽ踏み出さないと。
そう気付かせてくれた記事でした。

deepnightさんのこの記事を読めた偶然に、感謝をこめて。
2010/01/09(Sat)01:35:26 編集
Re:
deepnight
haruさん、コメントありがとうございます。
「そりゃ僕だってねぇ」という心境です(笑

自分の奥底にある想いを認めることって、ひどく恥ずかしいことで。
でも逃げられないことで。
だから、お互い頑張ってみましょう。
いまは何を頑張ればいいかもよくわかっていないけど、まずは心を切りかえてみる。
きっと何か見えてくると信じています。
2010/01/10(Sun)10:24:38 編集
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