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カモミールの香りにのせて、日常を書きとめていこう。ただ徒然と。
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突然思い立ったので、
今日は「タイムパラドックス」について書いてみようかと思います。
珍しくまじめな話です。けどものすごくSFです。

そもそもタイムパラドックスというのは、
「タイムマシンで過去に戻ることによって生じる矛盾」のことです。
有名な例として「親殺し」があります。



A君はタイムマシンで自分が生まれる前の時代に行き、父親を殺しました。
さて、A君はどうなるでしょうか?



あなたはどうなると思いますか?

父親がいなくなってしまったのでA君は生まれることができなくなり、A君の存在が消滅する。

普通はこう考える人が多いと思います。
しかしこの考え方では、存在しないはずのA君はどうやって父親を殺すことができたのかという矛盾が生じます。
「タイムマシンで過去に戻って父親を殺そう」と考えるA君は存在しないはずなのです。
その時間軸に父親はいないはずだし、A君自体も存在しないはずなので。
殺すまでは確かに存在していた、父親を殺した瞬間存在に矛盾が生じて消えた、という考え方は物理的に無理があります。
(この物理的に無理がある方法をとっているSF作品も多いのですが……

このように大きな矛盾がありますが、この考え方を採用している例がドラえもんです。
のび太とジャイ子が結婚することでその子孫のセワシの生活が苦しい、そこでドラえもんを過去に送り込んでのび太が静香と結婚できるようにする。
ドラえもんが来た目的はこうです。
その結果、のび太は未来で、静香と結婚した自分の生活を見ています。
けどこれ、よく考えるとおかしいですよね。
その未来があるならセワシがドラえもんを過去に送る理由はないし、
そもそものび太の結婚相手が変わってもセワシという人間が存在するというのもおかしい。



やっぱり過去を変えるとそれに合わせて未来が変わるという考え方は矛盾するぞ、と思った人は、別の考え方をしましょう。

タイムマシンで過去を変えると、もともと自分がいた未来とは別の次元に矛盾のない未来が作られる。

親殺しの例で言うなら、過去に戻ったA君が父親を殺すと、「父親がいなくなった、A君の存在しない未来」が新しく生まれます。
それはA君の未来とは別物なので、A君が未来に帰ると、そこには殺したはずの父親がいます。
つまりA君の存在する時間軸とは別の時間軸が、父親が死んだ時を分岐点にして新しく生まれ、パラレルワールドとして存在していくことになります。

この考え方を採用しているのが、ドラゴンボールです。
トランクスは悟空が病死して人造人間に攻められる未来を変えるために過去へ行きますが、過去で人造人間やセルを倒しても自分の時間に帰ったそこには人造人間がまだ存在していました。
またトランクスが現れたことで歴史が狂い、トランクスの時代には存在しなかった人造人間までも出てきてしまいました。
大きく過去を改変しなくても未来の人間という異物が生じることによって時間軸がずれて、別の未来を作り出してしまったと言えます。

この考え方を自分は「時間の樹」と呼びます。某作品の受け売りですが。
過去を変えても、自分の時間に対して何も矛盾は生まれない。
だから過去を変える意味はないし、変えても何も問題はない。
しかし時間の流れを大きな一本の樹と捉えると、自分の生きている時間軸は一本の枝、過去を変えたことで生じる新しい時間軸は新しい枝と言えます。
大きな樹でも、その枝が無数に増えていけばどうなるでしょうか?
栄養はそれぞれの枝の先まで届かなくなり、やがて樹そのものが枯れてしまうでしょう。
そのためこの考え方では、歴史に矛盾は生じないけど長い目で見ればすべての時間軸が消滅するということになります。
前者の考え方を物理的に否定しておきながら、すっごいSF的な考え方してますけどね(笑
僕はこの考え方が好きです。
「だから過去を変えちゃいけない」って言われたら納得できる理論だから。

またこの樹の理論を用いると、軸移動という考え方もできます。
これはドラえもん理論を説明するためのこじつけとも言えますが……
これは、新しい時間軸の枝を作り自分の時間へ帰る時、何らかのトラブルで隣の枝に移ってしまうことです。
改変が微々たるものであれば、本人も周囲の人々も気づかないままです。
簡単な例を出しますと。
B君はC君が死んだ未来を憂い、過去に戻ってC君の死を未然に防ぐ。未来に帰って元気に生きているC君に出会う。しかしそのC君は「C君が死なない未来」という別の時間軸の人間なので、時間移動をしたB君が違う時間軸に来てしまったということ。
という考え方です。これはB君が生きてきたのとは違う未来なので、おそらくB君とC君の記憶を照らし合わせるといくつか異なる部分が生じると思います。

この理論を採用すれば、セワシ君は過去を変えた後、故意にトラブルを起こし自分がもともといた時間を捨てて隣の枝に移ったと考えることができます。ひどい男ですね(えー



他にも量子力学の多世界解釈とか、背理法を用いたタイムマシンの存在そのものの否定とか、質量保存の法則でタイムマシンが完成する以前の時間には行けないとか、色々な考え方があります。
(この記事書く上でWikipediaを見てみたら書いてありました


変えたい、やり直したい過去なんて幾らでもあるけど、
リセットがきかないから毎日を大事に生きなくちゃいけないんですよね。
後悔の少ない生き方をしたいものです。これがなかなか難しい。
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「他人にどう思われようとも、
自分の中で一本しっかり筋が通っていればそれは間違ってない」

細かいニュアンスは違うかもしれんけど、以前友人から聞いた言葉。
最近になって、やっとわかってきた。
自分が正しいと思っているなら、
いちいち弁解する必要もないし他人の評価を恐れる必要もない。
もし間違ったのなら改めればいい。

人の目を気にするのは「空気読む」スキルってことで必要なものだけど、
度が過ぎるのは自分の行動を縛るだけで、もはや弊害でしかない。

わかっていても、土壇場で怖気づく。
この脆弱で臆病な心こそが、自分の弱点だ。
だから打破する。強くなる。

恐れないこと、笑顔でいること。
今更だけど、それが今年の目標です。




……あぁ、けどホラーだけは勘弁な。(おばけ怖い
どうもお久しぶりです、風邪引きました(ごほごほ
どうも自分の場合風邪引いたときの症状は決まっていて、
1.鼻水(液体)で赤鼻ルドルフ状態になる
2.鼻水が粘性を帯びて鼻詰まり、口で息することになる
3.結果喉を痛めて咳が止まらない(←今ココ
金曜夜には金沢行きだからそれまでに完治を目指すぜ!

今日は天皇陛下とスペイン国王が来学ということで、
なんか色々とものものしい雰囲気でした。
特に気にせず研究室にいましたが、
(学会の準備とレポートでいっぱいいっぱいだからな
バイトのため研究室を出たときが丁度、
陛下が帰られるところだったらしく……通せんぼです。
しかしその目の前を通過するということで、
警察車両のすごい護衛とVIPらしきバスを引き連れて、
リムジンが走っていくところを結構しっかり見れました。


さてさて。
更新しない間に何したっけなー。
考えたところで、入間基地の思い出でも書こうと思いました。
以下、追記でお送りします。撮った写真もいくつか載せますね。
限りない生の象徴に触れたその日のうちに
死の重みを味わうことになろうとは
命とは儚いもの
その実感が、日常の中では霞んでしまうんだね

戻ってみれば、ここにあるのは変わらぬ日々
まずはカオスのまま放置した、この部屋を片付けないと

やらなきゃならないことに忙殺されても
やりたいことにうつつをぬかしていても
忘れてはならないこと
素晴らしい音楽に触れてきた。
「聴く」ことが本当に純粋に心地よかった。
すごく、不思議な気持ち。コトバにならない。

自分の中にたくさんの自分がいて、
大きな感動を得た今、それぞれが違うことを考えている。
ものすごく、複雑な気持ち。コトバにできない。


不覚にも、壁は崩された。
どうしようもなく頑丈な扉だけが残った。
待ってるだけじゃ、何も動かないんだよ。
音を出せよ。



明日は発表。
詰めの作業はさっさと終わらせて、帰って寝よう。
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