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カモミールの香りにのせて、日常を書きとめていこう。ただ徒然と。
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さてさて「図書館戦争」尽くしの3日間であります。

comic_lala_2.jpgdvd_1_jk.jpgspinout_2.jpg









8/5 コミックス「図書館戦争LOVE&WAR」2巻
8/6 DVD「図書館戦争」1巻
8/7 小説「別冊図書館戦争2」

何このラインナップ!最高です教官ー!!!
せっかくなのでひとつずつコメントしておこうと思います。
僕がこの作品を愛しまくってるってのは
このブログをご覧の皆さんなら重々承知だと思うのですが、
ここから先はかなり暴走しますので閲覧ご注意ください。

あーでも勢いに任せて書きたいコト書いたのすごい久しぶり。
ここまでやると気分いいなー。
最近の投稿はめんどくさいこと考えすぎなんだ。
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有川浩「空の中」待望の文庫化です。

作者の2作目にして、初のハードカバー本。
その後「海の底」が発売して、
「塩の街」と合わせ自衛隊三部作と呼ばれるようになります。

娯楽としては「図書館戦争」シリーズに敵いませんが、
僕はこっちの三部作の方が作品としては好きだったりします。
文庫化はより多くの人の手に取ってもらえる機会だと思うので、
非常に嬉しい話です。
価格も半分以下ですし、まだ未読の方はいかがでしょう。
特に「図書館」しか知らない方々。

さて、単行本で持ってる自分が買う必要はないかとお思いでしょうが。
有川先生は嬉しいやら憎たらしいやら、
あらゆるものに「書き下ろし」のおまけをつけてくださいます。
今回は掌編「仁淀の神様」を収録。
とてもいい話です。

そしてさらに嬉しいところが、
文庫って巻末に誰かの「解説」が入りますよね。
この本の解説が、新井素子さんでした。
僕はこの人の作品読んだことないんですけど、
有川先生的には非常に大きな意味があります。
「レインツリーの国」という作品において、
登場人物が出会うきっかけとなるのが「フェアリーゲーム」という本です。
作中に出てくるこの本が、
新井素子先生の「妖精作戦」のオマージュなんです。
作中で主人公が話す感想は、当時有川先生の感じた内容そのもの。
だから今回、解説を新井先生が書いてくれる、
っていうのはすごく嬉しいんじゃないかなぁ。
もっともこれは僕の勝手な想像ですが。


少し出たので、さっきの「書き下ろし」のお話。
今一番悩まされているのが、
「図書館戦争」アニメDVD各巻初回限定版に
先生の書き下ろし短編がついてくる、というお話。
くそぅ商売上手め……買えと言うのか俺に。
悔しいかなファンの心理をぐりぐり突いてきます。
BUMP OF CHICKEN「present from you」
カップリング集、リリースしました。
ジャケットは真っ白なので載せても無意味かと。
ていうかお店で真っ白なのが並んでるって気付かず
売り切れ!?なんて勘違いしました。

新曲はトラック13「プレゼント」、反則だ。
『一番いいアルバムはリビングデッド』
そう豪語する自分にはたまらないぜ。
随分前から曲はできていた、という意味がわかった。
これは……マジでずるい。

それ以外にも持ってない曲たくさんあったので、
かなり嬉しいアルバムですっ!
4月になりましたね。
でもエイプリルフールだとかそんなの知りませんよ!
座右の銘は「真実一路」。嘘など言わん!
(すんません某マンガからパクリました

というわけでですね。
今日はご存知、有川浩先生の作品に関する最新情報を。
布教布教っと。

080310_comic.jpg「図書館戦争~LOVE&WAR~」
4/5発売。
少女マンガ誌LaLaで連載中の、
「図書館戦争」コミック版が単行本化。
花とゆめコミックスですな。
少女マンガ買うのに、躊躇いなど必要ない。
絵が非常に綺麗で、原作派にも好印象では?
まずは原作から薦めたい心情もあるけどね。




080310_spinout.jpg「別冊図書館戦争Ⅰ」
4/10発売。
完結した「図書館戦争」シリーズの短編集。
どうやら、ラヴ要素全開のようです。
これは楽しみですね~
しかも「Ⅰ」ってことは、その先もあるってことで。
このシリーズの人気の高さが伺えますね。




最後に、「図書館戦争」アニメのお知らせ。
toshokan-sensou.com/index2.html
近々バナーを貼ってしまおうかと思ってます。
これも4/10から。夜中の25時放送開始ですよ!
毎週木曜の夜はテレビにかじりつかねば(えー
ビジュアルと声がどうなるのか、期待半分不安半分。
「興味はあるけど本を読むのはめんどい」
って方は、とりあえず一度見てみては如何でしょう?

「活字だからこその胸キュン」も重要だけど……
これだけメディアミックス化が進んでることに驚きを隠せない。
いちファンとして、楽しみにさせていただきます。

四月馬鹿うんぬんよりも、「ラヴ」だとか「胸キュン」だとか
平然と口にしてる自分がいよいよ末期じゃねーか疑惑。
32006940.JPG今年の電撃小説大賞受賞作品が発売です。
所詮ライトノベルと馬鹿にできません。
なにせ、過去の受賞作の「塩の街」が
自分の読書癖を取り戻させたきっかけですから。
しかし個人的な好みの問題で、今年は残念ながら
受賞作の方には手を出していません。
「塩の街」「ルカ」「ミミズクと夜の王」
この傾向が好きなんですけどね。


さて、そんなわけで今回紹介するのは受賞作ではなく。
「MAMA」。昨年紹介した「ミミズクと夜の王」、
その作者紅玉いづきさんの、第二作目です。
前作はライトノベルレーベルでありながら、
書店においてライトノベル売り場から切り離されて配置されるほど
確かな評価を得ている作品です。否が応でも期待が高まる。

つーわけでまずはあらすじっぽいものを。
面白そうに書ける自信はあまりないけれど、伝わってくれこの想い!



魔法に優れた一族サルバドールの直系であるトトは、
その血に逆らって魔法の素質をほとんど持たない少女だった。
ついた渾名が「サルバドールの落ちこぼれ」。
魔法の使えないサルバドールは「いらない」、
偶然にもそんな話を聞いてしまったトトは、神殿の書庫へ隠れる。
そこで出会った、ずっと昔に封印された人喰いの魔物。
魔物はその昔、人間の子供を喰らいその姿形を得たのだが、
耳についた魔除けのピアスに負けて、耳だけが手に入らなかった。
彼は迷い込んだトトの耳を喰らい、そして、「ひとりは寂しい」という彼女に、

―――一度だけチャンスをやろう。ボクに名前をつけてみろ。

「名付け」の儀式を持ちかけた。
新たな「真名」を得ることで、彼は封印を壊すことができるから。
しかし素質を持たないトトには出来るわけもない、
だから彼にとってはほんの気まぐれ、戯言のつもりだった。

―――じゃあ、ホーイチがいいわ。ぴったりよ。

東の国の使者から聞いたおとぎ話。耳だけ喰われた僧侶の話。
この名によって、儀式は成功してしまう。

―――トトが貴方のママになってあげる。

魔法の力に恵まれなかったトトは、
その耳と引き換えに、強大な力を持つ魔物の「ママ」となった。
少女の周りの世界は一変し、そして月日は流れてゆく。



お話は例によって魔法も魔物も出てくるファンタジー世界ですが、
根底に流れる「暖かさ」は前作と同じでした。
登場人物の暖かさ。
読んでいて心の温まる感覚。
作者からの、登場人物ひとりひとりへの愛を感じました。

暗闇だと思っていた場所は、目を、閉じていただけではないのか。

トトとホーイチの、歪んだ愛情。
その果てに訪れる結末は、
どれだけベタであったとしても、
その最後の「救い」は何にも変えがたく、
やっぱりこの作風が好きみたい。

紅玉いづきさんは、今後の動向が気になる作家のひとりです。
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